間違った視点による、あ・ら・もーど
「今年もやって来ましたミュウミュウの季節が!」
「クリスマスと大晦日とお正月、まとめてやっちゃうのだ!」
「あのっ、今は2003年の・・・」
「あーひょほまっへいほひひんほへてふはら」
「イチゴさん、よく聞き取れないんですけど」
「ちょっと待って今チキン食べてるから」
「食べ物を粗末には出来ませんし、仕方ありませんちょっとだけですよ」
レタスはイチゴがチキンの照り焼きを食べ終わるのを根気よく待った。
「あーおいしかったごちそうさまー」
「終わりましたか、ではイチゴさん・・・」
「デザートだけは別腹だよねー」
今度はクリスマスケーキをたいらげ始めた。
「延長しないでください!」
「レタス、早くしないと年越しソバが延びますわよ」
「おっ雑煮♪おっ雑煮ーなのだ♪」
「七草粥がおいしいわ・・・」
「皆さん冬を満喫しないでください!」
「なんかもう脱線はいつもの事だし、ははは・・・」
「いつまで食っちゃべってるつもりなのだ、ミュウミュウ達よ」
「前回行くぞなんて言っちゃったのにこれじゃ立場ないよね、ロイヤルハイネス」
聖薔薇騎士団の二人は、前の話を無視したのん気な流れにいら立ちを見せていた。
「あの、ごめんなさい、ごめんなさい!」
「レタスさんが謝らなくてもいいですってば」
「あー食った食った。よーし行くよミント、ハートキャッ・・・」
「無理に時事ネタ入れないでください!」
「時代は常に最先端を求めているんだよ、ギャグは鮮度が命!なんてね」
「そのネタ3回くらい使ってます! しかもピンクと小さい所しか合ってないじゃないですか」
「じゃあプリンは、プリンはどうなのだ・・・!」
「え?」
「黄色で武道家でタンバリン持っててバリアだとかキャラが被りまくってるのだ!」
「えっと、あっちはお猿さん属性は無いかな、とりあえず」
「これは著作権侵害なのだ訴えてやるレベルなのだー!」
「そうね、私も紫の長髪で強くて美人で眼鏡キャラな所が被ってるのは我慢ならないわ・・・」
「ザクロさんは眼鏡なんかかけて無いじゃないですか。言いがかりはやめてください!」
「駄目だこいつら何とかしないと・・・」
「なんとかったってどうするのさ」
「どうやらぼくの出番のようだね」
ミュウミュウ達の勝手気ままさに呆れる二人の前に、少女の様な扮装をした少年が姿を見せた。
「この先の司会はこのぼくスイートジュリエットに仕切らせてもらうよ」
「また茶番をするのか?」
「そういうコト。ギャラリーの前でミュウミュウの人気を上げれば元は取れるからさ」
「しょうがないなぁ気が進まないけど」
『極悪非道の聖薔薇騎士団に対するは我らがミュウミュウ!さあみんなで・・・あれ、誰もいない?』
スイートジュリエットは意気揚々とマイクを握ったが、周囲に客が誰もいない事に気づいた。
「一般人の方々なら、とっくの昔にお帰りになられましたわ」
「ミュウミュウは終わコン、これからはプリキュアの時代だって言ってたかなぁ、ははは・・・」
「な、なんだと!いつの間にかミュウミュウブームは過ぎ去ってたと言うのか!」
「大量に作ってしまったミュウミュウグッズの在庫、どうするんだよ!」
なぜか12月になると更新したがる病にかかる様です。
予定では普通にズッコケやる筈だったのですが・・・みんなプリンがいけないんだ。
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