第34話 「特訓だぁ!ロードバスター」
すっごいコトにしてみた感想
『さあ、いよいよセイバートロン星プライマス神殿にて、オメガスプリームの目覚める時間が近付いて来ました!
古の賢者がどういった寝起きを見せるのか、今それが明らかになるのです』
『レポーターは最近出歯包丁を買ったわたくしサリーと、カメラマンのロードバスターさんでお送りします』
『ど〜も〜ロードバスターさんで〜す』
『なお、この放送はサイバトロンネットを通じて全宇宙のお茶の間にお届けしております』
「サ、サリー?あいつ、悪ふざけが過ぎるぞ。ロードバスターまで一緒になって何やってんだ」
オーシャンプラネットのお茶の間にて、キッカーはテレビに映し出されるサリーのはしゃぎっぷりに仰天していた。
「サリー、お前なあ・・・遊んでる場合じゃねえだろ!」
『テレビに言っても聞こえませんよーだ。バカ兄貴』
「くだらねえよ、お約束のギャグ言ってんじゃねえ!」
『すまんキッカー。どうしてもオメガスプリームの寝起きが見たいって言って聞かなくてな』
『いやー楽しみですねロードバスターさん。ちなみにスタート地点のここはどの辺りなのでしょうか』
『トゥーですね』
『聞きましたか皆さん。いきなり地上につま先が向いてる、つまりオメガスプリームはうつ伏せ寝派なんですね』
「どうだっていいだろ、そんな事は」
『では早速よじ登ってみたいと思います』
「バカ!危ねえ事するんじゃねえよ」
「ほほう」
同じくオーシャンプラネットの別室にて、ロディマスもテレビでサリー達のレポートを鑑賞していた。
「ホットショットから何か連絡はあったか?」
「ホットショットの代わりと言ってはなんだが、見ての通りだ。止めるか?グランドコンボイ」
「いや、各シティの録画レベルを2に引き上げる。S−VHSとHDDの標準録画を同時に行うんだ」
「了解だ」
『何やら合わせ目らしき部品が見えますね。私達はどの辺りに居るのでしょうか、ロードバスターさん』
『えっと〜臀部』
『と言う訳で今、中間ポイントを通過いたしました。このまま行けば次は背中と言う事になりますねー』
『そうですね。おや、なんだか曇って来ましたね〜』
サリーとロードバスターがのん気な会話を繰り広げている最中、キッカーは画面越しに異変を感知し叫んだ。
「危ねえサリー!」
『セイバートロン星にも雨が降るんですかねえ。こんな事もあろうかと、わたくしはアルカリイオンコートの傘を・・・』
「後ろだ後ろ!オメガスプリームの手が迫ってんぞ」
『だから大丈夫だって。慌てないでよバカ兄貴・・・え、マジ?わあぁぁぁあっ』
「潰されちまうぞ。ボケッとしてねえで早く逃げろ!」
キッカーに怒鳴られ、サリーとロードバスターは、慌てて一目散に頭の方へと駆け出して行った。
『いやー驚きましたね、ロードバスターさん。賢者も寝てる時にはお尻を掻いたりするんですねー』
『そうですね。おねしょして誰かに叱られたりする事もあるんでしょうかね〜』
「ちょっとは懲りろよ、お前ら」
『アクシデントもありましたが、私達はついに最終ポイント、オメガスプリームの頭に到着しました。
これからどんなリアクションを見せてくれるでしょうか。楽しみですねー、ロードバスターさん』
『そうですね。照明の位置はこの辺りでよろしいでしょうか、サリーさん』
『OK、OK。わたくしが合図したらお願いしますね』
ロードバスターは、地上に降りてオメガスプリームの顔の近くにカメラを陣取った。
『ではいよいよ世紀の一瞬、オメガスプリームが目覚める時です!3、2、1、ゴー!』
ロードバスターは、サリーのかけ声と共にでっけえライトを全開にし、オメガスプリームに眩しい光を浴びせた。
しかし、オメガスプリームは何の反応も示さなかった。
『起きませんでしたねー。今頃テレビの向こうでは、甘いぞロードバスターなんてツッコミが入ってるんでしょうかねー』
「いちいち言うかよ」
『でも大丈夫。お寝坊さんに備えて、わたくしはキンキンに冷やしたペットボトルを持って来ました』
サリーはペットボトルの栓を開けると、冷たい水をオメガスプリームの頭にふりかけた。
『オメガスプリームさん朝ですよー。起きなさーい、セイバートロン星に危機が迫ってますよー』
しかし、オメガスプリームはうつ伏せ寝のままピクリとも動こうとはしなかった。
『オメガスプリーム、起きろ・・・起きろよ!』
サリーは、オメガスプリームの後頭部にいきなり蹴りを入れた。
「サリー・・・えっ?」
『オイ、聞こえてんだろ。起きろってのが解らんねえのかよ!オイ、何とか言えよ、古の賢者なんだろ!』
サリーは、人目を気にせずオメガスプリームの頭を全力でガシガシ踏みつけまくった。
「まあ、あの子ったらカルシウムのサプリメントを取った方がいいのかしら」
「サリーの奴、無遠慮な所がグランドコンボイに似てきたな。付き合いは考えた方がいいかも知れん」
「どうする。ホットショットにでも止めさせるか?グランドコンボイ」
「いや、このままやらせてやろう。後でジョーンズ博士に『無遠慮なのは貴方似だ』と書いたビデオを送りつけるんだ」
解説
いやもう降参。まさか本筋から逸れずにあんなにはっちゃけた事が出来るなんて。
今回はいつもと違って36話を視聴後に書いています。
オメガスプリームをとりあえず出しておかねばマズそうなんで、ちょっと時間をさかのぼってみました。
第35話 「古の賢者・オメガスプリーム」
すっごいコトにしてみた感想
「ジョーンズ博士、頼んでおいたインフェルノの新しいボディはどうなりましたか」
『グランドコンボイがジャングルプラネットごと壊したボディの事かね、それなら今ホットショットに持たせた所だよ』
「そうか、スプラング殿が無理をさせて壊したボディが完成したのか。有難う、では失礼する」
グランドコンボイは失礼な通信の打ち切り方をすると、部下達の方へ振り返った。
「さて、後はパフェの食べ過ぎで太陽に突っ込んで死んだインフェルノのスパークだが・・・。
スカイファイヤー、ウイングセイバー、お前達であの太陽まで回収しに行ってくれ」
「ちょっと待てよグランドコンボイ。そんな事をしたらインフェルノの二の舞だぜ!」
「安心しろ。万が一の事があっても、彼らのスパークはちゃんと回収してやる」
「了解しました!」
「馬鹿かスカイファイヤー!」
「こらキッカー!副指令殿に向かって馬鹿とは何だ」
「いいんです。私は役立たずのコーヒー屋ですから、回収なんかしていただくなくても」
「ウイングセイバー、いちいちヤケになってんじゃねえよ」
「そうだ。君はもっと自信を持ちたまえ、ウイングシェーバー」
「いいかげん名前ぐらい覚えてやれよ、ロディマスコンボイ」
「いいんです、私なんか・・・やっぱりここで消えさせてください」
「わーっ、吊るな!」
「ウダウダしてんじゃねえ!さっさと行くぞ、トランスフォーム」
スカイファイヤーは、ウイングセイバーからロープを取り上げるとグルグル縛りつけ、強引に外へ連れ出した。
「あー行っちまいやがったか。仕方ねえな、インフェルノのスパークは今どの辺にあるんだ?」
「そんなモン知らないYO!」
「あ?今なんて言った」
「時には非常識さも必要さ・・・」
「ウイングセイバー、お前には信じるものはあるかい?」
「副司令、突然言われましても何の事だか・・・」
「ニブいなあ。これはお前の腑抜けた根性を鍛えるための特訓なんだよ」
「そんなもの今更必要ありません。どうだっていいじゃないですか」
「つべこべ言ってねえで俺に続け!」
スカイファイヤーは、ウイングセイバーを引っ張ったまま太陽めがけて突っ込んで行った。
「戻って来いよスカイファイヤー。こんなの無茶に決まってんだろ!」
キッカーがスカイファイヤー達の心配をしている隣で、ミーシャがホットショットからの通信をキャッチした。
「グランドコンボイ、ホットショットからもうすぐこちらへ到着するとの連絡がありました」
「では、そのままスカイファイヤー達の所へ向かわせてくれ」
「そうか、キリのいい所でホットショットに止めさせるって算段なんだな。やるじゃねえか、グランドコンボイ」
「フフ・・・それはどうかな」
「やっぱり止めないのか」
「副司令、もういいですから私なんかに構わないで下さい」
「しゃらくせえ!特訓だぁ!特訓、特訓、特訓!」
「待て、スカイファイヤー」
副司令が無茶な特攻を続けている所へ、ホットショットがインフェルノのボディを連れて駆けつけてきた。
「それでは勢いが足りない。俺も手を貸すぜ」
ホットショットはスカイファイヤーとスーパーリンクすると、勢いよくウイングセイバーを太陽に引っ張り込んだ。
「やめて下さい、このままでは全員まとめて燃えてしまいます」
「だったら自分の機体を生かして、俺達をここから引っ張り出してみる事だな!」
「グルグル巻きで何が出来ると言うんですか」
ウイングセイバーが途方にくれてると、太陽の方向から突然スパークがインフェルノのボディに飛び込んで来た。
「もう誰も傷つけさせない!」
「その声はインフェルノ、インフェルノなのか!?」
「久し振りだな、インフェルノ」
スカイファイヤーとホットショットはリンクを解くと、動き出したインフェルノと挨拶を交わした。
「えっと副司令、これは一体どういう事なのでしょうか・・・」
「本当にニブいなあ。今のは全部インフェルノのスパークを呼び戻すための芝居だったんだよ」
「そうだったのか。やってくれるぜグランドコンボイ・・・あれ?どこへ行ったんだ」
「少し前に、嬉しそうな顔をして飛び出して行きましたよ。それもスーパーモードで」
「しょうがない奴だな」
「待っていたぞインフェルノ。つらい目に会わてしまったな、ウイングセイバー」
「司令官!」
「しかしそれはお前達の事を思っての事。よくぞここまで成長してくれた」
「あ、有難うございます!」
「おっと油断したな。最後の難関は、この私だ!」
グランドコンボイは、ウイングセイバーを回転する程の勢いで蹴飛ばし、続けてインフェルノを拳で殴り飛ばした。
「な、何をするんですか、司令官」
「私の事は敵だと思え!」
グランドコンボイは、懐からマトリクスブラスターを取り出し二人に狙いを定めた。
「特訓はまだ続いているって事か。ウイングセイバー、私とスーパーリンクするんだ!」
「何言ってんだよインフェルノ」
「了解!」
「え?」
「インフェルノ、ウイングセイバー、スーパーリンクインフェルノ!」
インフェルノは、分離したウイングセイバーの青い半身を両手に、赤い半身を足にロープで縛りつけた。
「なあキッカー、アレってスーパーリンクと言えるのか?」
「心は繋がってるみたいだから、いいんじゃねえのか・・・と思う」
「どうした、その程度か!」
グランドコンボイは、マトリクスブラスターを二人めがけて乱射し始めた。
「もう誰も傷つけさせない!・・・づ、おおっ!」
インフェルノは、両手両足を後ろに回すと銃撃を全て自分の体で受け止めた。
「どうした、怖気づいたか!」
グランドコンボイは、ティーガー3を手に換装するとドリルを構えて突進して来た。
「自分のために多くの者を犠牲にしません・・・ん、おあーっ!」
ウイングセイバーは、強化パーツを前面に回すとドリルを自分の体で受け止めた。
「凄えぜ!格好など気にしないがむしゃらさがあれば、最後には必ず勝てるって事だよな」
「バカ言え、我慢大会やってんじゃねえよ!これ以上はインフェルノ達がまた壊れてしまうじゃねえか」
解説
35話を見る限りでは、本物の再生インフェルノは自分の事を俺と言ってますが、とりあえず古い方にしてみました。
第37話 「レーザーウェーブの最期」
すっごいコトにしてみた感想
「ロードバスター、司令官が!」
「何ィ!?司令官!」
戦闘中、ホットショットやロードバスターらサイバトロン軍は、ダメージを受け動かない司令官に驚きの声を上げた。
「気を失っただけだ。エネルゴン補給を急げ」
オメガスプリームの指示で、グランドコンボイはオムニコン達からエネルゴンを補給された。
「さあ命令しろ。この戦闘の総司令官はお前だ」
ロディマスは、早速高圧的な態度でグランドコンボイに全軍の指揮を要請した。
しかし、期待に反してグランドコンボイはピクリとも動く事はなかった。
「どうしたグランドコンボイ、なぜ動かぬのだ?エネルゴンが足らんと言うのか」
「おそらく全エネルギーを修復作業に当てているものと思われます」
「え〜っ、それじゃあしばらく気絶しっ放しって事なのかい」
「全く世話の焼ける司令官でござる」
「時は来た・・・」
突然オメガスプリームがつぶやくと同時に、彼のコンビネーションスパークが光を発した。
「今こそ私は君達の力となる時。しかし覚悟はあるのか?私とのスーパーリンクは命を削る事になる」
「これはグランドコンボイの役目だ。今の私達に迷いは無い」
ロディマスは自信満々に断言すると、気絶したままのグランドコンボイを押し付けた。
「よかろう。例えその身が朽ちようとも、私はグランドコンボイを動かす。スーパーリンク、オメガコンボイ!」
オメガスプリームは、グランドコンボイをそのボディに取り込んだ。
「何をグズグスしている。時間がない、さあ早く命令しろ」
ロディマスの要請に対し、オメガコンボイは視点が定まらないままでこう答えた。
「燃エネルゴンの放出が収まり次第、地上部隊は頭部へ向かう。他の者は外から援護するんだ」
「頭部?なぜですか、司令官」
オメガコンボイは、首が座らないまま命令を続けた。
「ユニクロンが首を取り戻した所を一気に襲い、一気にコントロールを奪うのだ」
「漁夫の利か。私もその考えに賛成だ」
「こっちだ!」
「おい、そっちには壁が・・・」
「オメガファイヤー!」
地上部隊を引き連れたオメガコンボイは、壁を撃ち抜きながら一直線にユニクロン内部を突き進んで行った。
「ロードバスター、ここを撃ってくれ。早く!」
「しかし司令官、もう弾がありません」
「ここまで来て引き返せるか!意地でも抜けるんだ」
「勢いだけじゃ無理です!」
「ロードバスター、お前は後先なんか気にしないガムシャラさの戦士では無かったのか。目を覚ませ!」
オメガコンボイは、ロードバスターを投げ飛ばし、その勢いで壁を破壊した。
「よーし。ロードバスター、根性の見せ所だ」
オメガコンボイは、ロードバスターを担ぎ上げると次の壁に狙いを定めた。
「だから根性だけじゃ無理!体がもちません」
「ロードバスター、根性はお前の十八番だろ?司令官の気がすむまで付き合ってやれ」
「司令官、ロードバスターはもう・・・」
「解っている。これを最後にするよ」
オメガコンボイが、息も絶え絶えなロードバスターを引き摺り起こしたその時、
「負けるものか!私一人でも助かりさえすれば・・・ハッ、ここは」
オメガコンボイの中で気絶し続けていたグランドコンボイが、ようやく目を覚ました。
「もう少し休め!グランドコンボイ」
ロディマスは、咄嗟にグランドコンボイのむき出しの顔面めがけてダイビングヘッドをかました。
「うおぉぉあぁ!」
オメガコンボイは、再び気絶したグランドコンボイごとフッ飛ばされ、最後の壁を突き破った。
「何だこの感覚は。今、何か潰したぞ」
「どうしたオメガコンボイ・・・あ」
サイバトロン軍は、行き当たりばったりでユニクロンの中枢部に辿り着いた。
「おお、ついにやったぞ。ついにユニクロンのコントロールを手に入れたぞ!」
オメガコンボイは嬉々としたリアクションで、早速ユニクロンに命令を下した。
「さあユニクロン、邪魔な者は全て追い出せ、ここから排除だ・・・ぬう?うぉぉぉ」
サイバトロン軍は、全員まとめてユニクロンから弾き出された。
「なぜ拒む、なぜ逆らう、私の言う事を聞け!ユニクロン」
「こいつ本当に賢者なのかYO!」
「過大な期待はしない事だったな」
「世の中そんなに甘くない物ですね」
「ホットショット殿。グランドコンボイ司令官が目を覚ました時の言い訳を考えておいた方がいいですよ・・・ガクッ」
解説
オメガスプリームを使ってグランドコンボイで遊んでみました。いつもと全然変わりませんけど。
それはそうと、ウチのロディロディはどんどん無責任になってきてますね。
本物さんの方は、ここしばらくのザコっぷりをチャラにする活躍を見せてくれたのですが。
第39話 「ユニクロン消滅」
すっごいコトにしてみた感想
「フハハハハ!愉快だ、ユニクロンの頭が揃うとはな。フハハハハ」
「ガルバトロン様ぁ。コイツ、本当にコントロール出来てんですかねえ?」
「たわけ!ワシはワシの意思でユニクロンを動かしておるのだ。そうだろ、ショックフリート」
「ガルバトロン様ノオオセノ通リ」
「でもさっきから、右を向けと言ったら左を向いて、ちっとも言う事を聞いてませんぜ」
「仲間が出来て照れておるのだ。お前には解らんだろうがな」
「私の無意識下でユニクロンの殲滅に成功した事を誇りに思う」
「はい、司令官。我々の援護などなくとも、一人で獅子奮迅の活躍振りでした」
「どうなってんだよスカイファイヤー!ユニクロン殲滅パーティーなんかやってる場合じゃねえだろ」
「しゃらくせえ!ボヤボヤしてねえで、キッカーも司令官をヨイショするんだ」
「まだユニクロンがピンピンしてるってのに、そりゃねえだろ。窓の外を見てみろよ!グランドコンボイ」
「フハハハハ。さあユニクロンよ、まずはサーキットプラネットから食らい尽くすのだ」
ユニクロンは命令に逆らい、突然後ずさりして窓の外から姿を消した。
「何もないぞキッカー、平和そのものだ。・・・ん?どうしたスカイファイヤー、その頭の色は」
グランドコンボイは、ミランダUの外の様子を見てる間に部下の頭が白くなっているのに気がついた。
「有り余る気苦労が・・・いえ、ユニクロンを倒した感傷に浸っていたら急に老け込んでしまいまして・・・」
「ガルバトロン様ぁ。やっぱり友情だけじゃ無理ですぜ」
「突っ込めー!ひるむなー、友情だぁ!」
ユニクロンは、後ずさりをやめるとサーキットプラネットめがけ、両手を上げて走り出した。
「だからあれを見ろって!ユニクロンがサーキットプラネットをフォークでからめて食ってやがんだよ」
「男達よ奮い立て!今からお楽しみのルーレットゲームの始まりだよ」
「なんだと!」
グランドコンボイは、エリアルの声がする方へ振り向いた。
「まず最初の景品はハンドタオル6枚セットだよ!誰に当たるか楽しみだねえ」
エリアルの司会でサイバトロン軍はルーレットに熱中し始めた。
「よっしゃあ、当選一番乗り!すごいぜ自分!」
「こら、大袈裟に喜ぶな!司令官のご機嫌を損ねたらどうするんだ」
「あ・・・」
ロードバスターは、グランドコンボイが拳を握り締めるのを見て、全身を蒼ざめさせた。
「ユニクロン、そろそろおやつの時間だ。好きなだけ食らうがいい」
ユニクロンはブリザードプラネットに緑色の液体をかけると、スプーンで削って食べ始めた。
「いい間食だぁ!この世にこれ程の物があったとは」
「今度はカキ氷みたいにして食ってんじゃねえか。もういいだろ、やめろよグランドコンボイ!」
「お次は木村屋のメロンパンだよ。気合入れていきな!」
「もう二度と外しはしない!」
「いくぞ、司令官に当れ、当れ!」
グランドコンボイとホットショットは二人でヒートアップした。
「当った!」
「よっしゃあ!」
「いや、司令官じゃなくってオレにだ」
ホットショットは真っ赤になって自分の番号札をスカイファイヤーに見せた。
「私の力では景品を勝ち取る事が出来ないのか・・・いや、まだあきらめる訳には行かない」
「グランドコンボイ、お前の気持ちが解んねえよ!今はユニクロンを倒す事の方が先だろ」
「私はもう景品を誰にも渡したくない!」
「チェキラ!良かったら俺のも使ってくれYO!司令官の事、他人事とは思えないんだよね」
オーバードライブは自分の番号札をグランドコンボイに差し出した。
「よーし、やれるぞー!俺達の番号札を司令官に集めろ」
「拙者、命令とあらば身の安全を重んじます故」
スカイファイヤーとランドマインもグランドコンボイに番号札を差し出した。
「最後の景品はホーロー製の枕カバーだよ!」
「みんなの力で私の運は今、強い!ホーロー出ろ、ホーロー出ろ、ホーロー出ーろー!」
グランドコンボイは、ありったけの望みをルーレットに託した。
「これは・・・これは一体・・・」
「え?ロディマス司令官!」
ロディマスは勿体振った態度を取りながら、自分に当選した番号札を見せびらかした。
「チェーケラッチョイ、チェーケラッチョイ、外されちゃったYO・・・」
オーバードライブは真っ白に燃え尽きた。
「うおおおおっ!うおっ、ううっ!うおおおっ、ううっ、くぅっ、のおおおおおおおおっ、おおおおおおっ!」
「司令官の怒りが爆発するぞ。逃げろ!」
解説
で、ランドマインが黒焦げになる、そう言うオチです。
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